祭典及び特殊神事
1月1日 歳旦祭 午前零時
新しい年のはじまりに灯された火で五穀豊穣を占う火占神事があり早生、中生、晩生の札を付けた3本の松明のうち先に燃えつきた順でその年の五穀豊穣を占う。
1月9、10、11日 戎祭 昭和29年 西宮戎紀南分社として以降、今日まで大いに賑わう。 |
餅まき 9日 午後3時頃 10日 午前11時頃 午後3時頃 11日 午前11時頃 |
2月1日 厄除祈願祭 午後
厄除・還暦・長寿・家内安全を祈願する祭典後の餅・菓子まきは大いに賑わう。
4月15日 御田祭
御田札(五穀・果樹・豊菓・豊穣祈願)の授与。1年の豊作を祈願する。
招魂祭
遺族また関係者を招き式典・慰霊祭が行われる。
5月5日 母子祭
一歳までの氏子を対象に親子を招き健やかなる成長を御祈願する。
6月6日 梅まつり
梅の豊作または梅のPRも兼ねて紀州梅の会、みなべ町、田辺市が主催で3年前から始まった祭典でみなべの須賀神社、田辺市の熊野本宮大社で隔年で行う。6月の祭典では収穫した梅を漬ける神事を行い、10月に行われる祭典時には、出来上がった梅干を祈願し関係者等によって京都の上賀茂・下鴨神社に奉納される。古へより、この地域から両神社に奉納した記述が残されており一連の祭典が始まった。
7月8日 夏祭宵宮 9日 夏祭本宮
獅子舞を所有する6地区が拝殿前の広場にて奉納する。
10月8日 例祭宵宮
午後より境内の馬場(直線距離240m)を馬が2頭ずつ駆ける競馬が見物である。現在、県内においても数少ない競馬神事であり、合計6頭の馬が相手を代え、競う姿は迫力がある。9日の例大祭でも行われる。
10月9日 例大祭(御霊祭)
巫女による浦安の舞の奉納、各字幟、山車、笠鉾、獅子舞、戎子供神輿、馬が行列をなし、渡御を行う。色とりどりの幟が鮮やかで渡御を華やかにする。
渡御も終わり、広場にて獅子舞の奉納が行われた後、各字の幟を広場で倒す幟倒しが行われ、それを合図に馬場では競馬が始まり、例大祭の最後を飾る。(約6頭の馬が相手を代えながら競う)
みなべ町指定文化財須賀神社『だんじり囃』
だんじり囃は毎年10月9日の須賀神社例祭に西本庄地区から奉納される。『だんじり』は旧記によると元禄年間(17世紀末)にはじめて出たとあるが、現在のものは1858(安政4)年という箱書きがあり、以来絶えることなく続いている。当日、だんじり・太鼓・三弦・鬼に子供の太鼓が加わり正午に当屋を出て途中幟立てをし、だんじりの儀式を行った後、渡御の行列に加わり拝殿前の広場で終わる。
11月23日 新穀感謝祭
氏子地区から預かった新穀を神様にお供えをし神事を営む。
敬老祭
80歳以上の氏子を対象に祭典を執り行う。これまでの労い、またこれからの健康を祈願する。
12月28日 大祓
敬神婦人会参列のもと、大祓式を斎行。その後、神社前の河原にて場所をうつし、人形を川に流し罪穢を祓う。
12月31日 除夜祭 午後11時半
1年の感謝、また1年の終わりを告げる。